カスタマーレビュー
おすすめ度:
こりゃシリーズ化すべきw 
(2008-04-01)
一年戦争が実際にあったと仮定しての戦争解説本。
学研では世界の過去の戦争を歴史群像として出版しているが
ガンダム世界の一年戦争を大真面目に考察してしまうあたりがスゴイ。
軍事作戦、兵器、ジオン建国の推移だけでなく
当時の地球圏の経済活動まで考察している素晴らしさ。
上巻は大戦前史とオデッサ戦までの一年戦争の経緯を描いている。
単なる佐官のマ・クベが何故にオデッサの全権をまかされたのかの
考察は中々面白かった(階級を少佐に間違えているのはいただけないが)。
個人的には他のアニメ小説の戦争考察本も出して欲しいものだ。
逆シャアまでの戦史とか銀英伝、ボトムズ、ケルベロスサーガなど。
特出するのは表紙の渋さ。
WW2ヨーロッパ戦線シリーズの絵師がリアルにジオン=ザビ家の帝国を描いている。
ギレンの神経質そうなドイツ系イケメンがいい。
デギン公はマーロン・ブランドのように地獄の黙示録しているのだがw
企画はよいが文章のレベルに問題 
(2007-12-01)
1年戦争があたかも史実であったかのように記述するという企画は大変素晴らしい。アニメ
の世界だけでは満足できないディープなファンにはたまらない一冊である。
ただ多くの読者が注目する開戦前やルウム戦役に関する部分は、安彦良和『機動戦士ガンダ
ムORIGIN』の方が説得力がある。とりわけなぜ戦争に突入したのか、そしてなぜガルマがあ
れだけ国民の支持を得たのか、という点は安彦氏の著作に比べて、本書ではやや納得性に欠
ける。
また最大の問題点は、純粋に執筆者の物書きとしての力量不足である。あえて名前は挙げな
いが、ある執筆者は接続詞や文章展開方法など、物書きとしてのイロハのイを外している記
述が多数見受けられ、非常に読みづらい。読むのに難解さを覚えるのは、この記述テクニッ
クの甘さに大半の罪があると考える。
先に述べたように、企画は秀逸なだけに残念である。
史実みたい 
(2007-09-08)
一年戦争が実際におこなわれた戦争であるかのように「史実」を検証していく造りになっており、たいへん面白いと思います。
戦闘だけではなく当時の社会情勢、経済状況などをベースに検証が進められているところが、この類の書籍としては白眉だと思います。読み応えあり。あくまで戦史ものの本のパロディなのだが、単なるパロディではなく真実味をもって編んであるので、読み応えがあります。大河もののアニメのムックとして新しいアプローチだと思います。
次は「ボトムズ」「ダグラム」「ガサラキ」といった作品で編んでもたいたいと思います。
いまいちかな、と。 
(2007-07-08)
ここのレビューの点数がそこそこ高いので、上下併せて購入しましたがガッカリさせられました。
雨後の筍のごとくガンダム関連の本は出ていますが、これもその中の一冊に過ぎないな、というのが正直な感想です。
特に一年戦争については語られ尽くされた感もあり、グレートメカニック(ガンダムを中心としたロボット関連を扱う雑誌)を編集したような内容もいただけません。
楽しいです 
(2007-04-20)
上巻は開戦からオデッサまでということで、ガンダムの世界での衝撃的歴史であるモビルスーツの兵器としての投入、コロニー落しを丁寧に紹介しています。掲載されている絵も重厚で眺めていて楽しいです。
個人的には、下巻も含めてですが高荷義之氏をはじめとする多くの方の素晴らしい絵と、地球を含む多様な環境に対応していくモビルスーツ、戦況の変化が興味深かったです。
また「一年戦争の群像」のトニーたけざき氏のガルマの絵は、それらしいアイドル写真風のポーズで面白いです。